(中継)ワシントン・連邦議会議事堂前。きょう1月6日は米国連邦議会を舞台に世界に衝撃を与えたあの『議会乱入事件』からちょうど4年を迎える。暴力によって米国の法の支配が揺らいだ日で選挙ではバイデン氏の当選が確実となっていたがトランプ氏は選挙に不正があったとして敗北を認めなかった。この日は選挙結果を確定する上下両院の合同会議が行われていたが議員たちは避難せざるを得ない状況に追い込まれた。議会乱入事件ではこれまで1500人以上が訴追されているがトランプ氏は議会に押し寄せた人などを“愛国者”などと呼び、大統領に就任した初日に訴追された人達に恩赦を与えるとしてきた。これは民主主義を否定し更には選挙に不正があったとするトランプ氏の主張を正当化し歴史を塗り替えようとするものだとして波紋を広げている。