トランプ氏が狙撃され色めきだつ現場の捜査員たち。そして銃を持った男がいる屋根の上へ。次々と屋根の上に上がる捜査員。そこにいたのはすでにシークレットサービスから狙撃されたクルックス容疑者だった。今月10日事件の調査委員会が公表した180枚に及ぶ最終報告書。指摘したのはシークレットサービスと地元警察との連携ミス。さらに当日近くにファーストレディーのジル・バイデン氏がいたことにより、警備の人員が不足していたことも原因の一つだったと報告書は指摘。連携ミスと人員不足。こうして許した銃撃を間一髪乗り越えたトランプ氏は、先月再び大統領の座に返り咲くと。先週、米国タイム誌の今年の人に選出された。