トランプ大統領は27日、EUのフォンデアライエン委員長と会談し、アメリカに輸入される自動車を含むEU製品に15%の関税を課すことで合意したと発表した。協定にはEUがアメリカに6,000億ドルの投資を行うことや、アメリカの軍事装備を購入することが含まれている。また、7,500億ドル相当のエネルギー製品を購入することでも合意している。トランプ大統領は今月12日に「8月1日から30%の関税を課す」と述べていたが、これらの条件で撤回したとみられる。一方で現在50%となっている鉄鋼などの関税は据え置かれる他、酒類も協定に含まれていないという。