赤沢経済再生担当大臣とベッセント財務長官との会談が40分ほど前から始まった。会談に先立ち赤沢大臣は、アメリカ側に関税措置の見直しを強く求めると強調している。今回は安全保障や為替に関する問題は議題にならない見通し。日本側の交渉カードとしては、農産物や液化天然ガスの輸入拡大、米国から輸入する自動車への特例措置拡大、日本企業による米国への直接投資の増加などが想定される。一方アメリカ側は世論調査などで関税への批判が高まっており、早期に日本との大枠での合意をまとめ支持者らに成果としてアピールしたい意向がある。