赤沢大臣が4度目の日米関税交渉に臨んだニュースについて解説。後藤達也は「今日の交渉の結果についてベッセント財務長官がトランプ大統領にどういう報告を上げるのかが非常に重要となる」とコメント。現在日本に対しては相互関税10%に一時停止中となっている独自の関税が14%、さらに自動車に限っては25%の関税が課されている。自動車関税と上乗せ分の関税をどれだけ縮小できるかが現実的な落とし所となる。日本側の交渉カードとしては「農産物、LNGの輸入拡大」「アメリカ車の輸入円滑化」「安全保障面の協力」といったものがある。今後は6月中旬にG7サミット内で日米首脳会談が行われると見られるが、決裂した場合、7月上旬にふたたび相互関税がフル発動する可能性があり、非常に難しい局面に迫られている。