ベッセント財務長官が4日、アメリカのCNBCのインタビューで、円安是正に向けた日本の対応が必要だとの考えを示した。ベッセント財務長官は、介入で市場にシグナルを送ることはできるが、最終的に決め手となるのは政策だと話している。また日銀に追加利上げを促す考えを示唆している。ベッセント財務長官は、植田総裁とは15年以上の付き合いがあるが、彼は必要な措置を講じると信じていると述べている。為替に関しては3日、28年ぶりの日米協調介入が明らかになっている。先月30日の消費減税表明後に実施された。野村総研の木内登英さんは、「裏では為替、金融市場の安定のために日本も努力せよというのが一種の交換条件になっている」と話した。アメリカではトランプ大統領がFRBに対して繰り返し利下げを要求している。これについて木内登英さんは、「トランプ政権は貿易赤字削減のためにドル高を修正したい思いが強い」としている。しかしFRBはトランプ大統領の要求に応じていない。その難しさを痛感したため今度は円安修正・日銀の利上げを促す方に戦略を変えてきたとしている。
