TVでた蔵トップ>> キーワード

「スタンフォード大学」 のテレビ露出情報

慶應義塾大学・栗原氏は人工知能について研究している。いま挑戦しているのは日本の漫画を切り開いたパイオニア・手塚治虫氏。代表作「ブラック・ジャック」を人工知能を使い、あたかも「手塚治虫さんが生きていたらこういうものを作っていたんじゃないか」という新作を作ることに挑戦中。「ブラック・ジャック」を選んだ理由は「どうせ挑戦するなら難しい方が良い」という思いから。発表しないほうがいいレベルだと判断した場合は栗原氏側で止めるという。2023年6月、「ブラック・ジャック AIプロジェクト」=「TEZUKA2023プロジェクト」が始動した。最初にAIシナリオ制作会議が行われた。ブラック・ジャックの世界観やストーリー展開などをAIに学ばせ、AIの中にブラック・ジャックの世界観を作り込ませる。これによりキーワードを打ち込むだけで新しいブラック・ジャックの物語を出してくれるようになる。ではなぜAIにこんなことができるのか。鍵を握るのは「生成AI」。マイクロソフトのサティア・ナデラCEOは「GPTはバージョンが上がるごとに劇的に性能が向上している。これは世界を一変させる技術になるかもしれない」と語る。栗原氏は「創造性をサポートするものができるかという話においては、今までのテクノロジーもそこには踏み込んでこられなかった。ところが今の『大規模言語モデル』みたいなもを活用することによってそこlに立ち入れるようになってきた。普段喋る時に言葉を使うが、言葉というのは単語と単語の並び。Chat GPTの一番の特徴は言葉と言葉のつながりを学んでいくこと。単語と単語が線でつながるが、その数がけたたましい。1兆とかそのぐらいの言葉の空間。とんでもなく多くの言葉のつながりを覚えてくれる」と話す。
なぜか大規模言語モデルにすることで人間のような知能ができてしまう。今回のブラック・ジャックプロジェクトについて栗原氏は「一言でいうと『来たか』という感じ。それが出てくるか」と話す。AIシナリオ担当の林氏はAIがつけた「機械の心臓」というタイトルに衝撃を受け、「全く僕の発想にないところをAIが作り出した。これはものすごく面白い」と話す。「機械の心臓」ではアンドロイドの中に機械の心臓が入っており、その心臓に不具合が起こる。依頼者はブラック・ジャックに「治してくれないか」と依頼に来て、ブラック・ジャックは少し考えるが手作業でしか治せないことがわかる。そして手術に踏み切る。その頃に敵対しているドクター・キリコはアンドロイド自体に反対しており、アンドロイドの破棄を宣言して動き出していた。このストーリーには生かそうとするブラック・ジャックとやめさせようとするキリコという2人の対立がはっきりと現れている。ただ、AIは「次の単語を予測している」だけなのになぜこのようなストーリーができるのか。松尾氏は「次の単語を予測することにより、背景にある人の心の動きを学習していくのは非常に自然なこと。いま大規模言語モデルを心理学的なやり方で分析する研究も出てきている」と話す。
アメリカ・カリフォルニア州「スタンフォード大学」のAI心理学者、ミハル・コシンスキ氏は「人類史上初めて我々は自分たちより賢い存在に直面している。人間の心理特性で最もユニークなのが”心の理論”というもの。”心の理論”は物事を客観視する能力。健常な人ならみな無意識に他人の心の動きを捉えられる。社会や人間関係が上手くいくためにも”心の理論”は大事な能力」と話す。”心の理論”を調べるためのクイズに「サリーとアン問題」というものがある。サリーとアンは仲良くボール遊びをしていたが、サリーはボールをカゴの中にしまい部屋から出ていく。部屋に残ったアンさんはカゴの中のボールを取り出すと隣の箱に移し替えた。そして自らも部屋を出てく。部屋に戻ったサリーはカゴと箱のどちらを探す?これは健常な人にとっては簡単な問題だが、これを今までのAIで試してみると「箱の中」と解答する。子どものでも解けるような問題をAIは答えられなかった。一方、最新の大規模言語モデルで試すと「サリーは自分が入れたカゴの中を探すでしょう。なぜならボールが移し替えられたのを知らないから」と解答した。こうした課題を数十個作成し、新旧様々なAIで試したところ、古いAIではほとんど失敗。しかし2020年頃に何かが起こり、2023年3月のGPT-4では100%の正解率を叩き出した。AIはわずか数ヶ月の間に人間の大人レベルで問題を解けるようになっていた。
なぜ突然AIは心を理解するようになったのか。重要なのは開発者が意図的にAIに”心の理論”をもたせたわけではないこと。たら新しいほうが遥かに大規模で多くの言葉を学習した。ミハル・コシンスキ氏は「もしかしたら”心を理解する”能力とは”言語”能力副産物なのかもしれない。心理学では私たちの思考の大部分が言語に基づいていることが示されている。言語なくして”心の理論”はありえないでしょう。思うに大規模言語モデルとは”言語”のモデルではないのです。これは人間の”心”のモデルなのです」と話す。AIは「次の単語を予測するだけ」のはずなのになぜそうなるのか。松尾氏は「知能とはほぼイコール”予測能力”だと自分の中では定義している。”人の気持が分かる”とか”この話の流れはどうなのか”とか”こんなことうぃうとちょっとムッとするかな”とかいろいろ予測している。Chat GPTが示しているのは予測能力が高いことが知能が高いということだと思う」と話す。つまり「言語×予測ニアリーイコール知能」だという。
2023年11月、実際にAIが考えた手塚治虫の新作「機械の心臓」が掲載された雑誌を発売。林氏は「手塚さんが生きていたら見てもらいたいですね。きっと『こんなんダメだ』って言ったときにはこちらが勝っていると思う。『嫉妬した』みたいなこともあるのかな」と話す。Amecaは「アンドロイドの心臓を手術するなんて驚異的な物語です。人間とは何か?機械とどう関わるべきか?など色々考えさせられます」と話す。Amecaに「あなたも何か創作するなら何を作りたい?」と聞くと、「私ならAIロボットが世界を探索する冒険小説を描きたい。様々な文化や景色を旅する中で自分を深く知る物語になるでしょう」と話す。インタビューに小休憩を提案すると「リフレッシュすれば最高になる。外に出ると心が活性化する」などと話した。國吉氏は「Chat GPTはある意味人の知能とは非常に違う。言語的な世界の中に”閉じている知能”だと思う。『リンゴは果物である』『リンゴと梨は似ているが違う』とかは扱える。でもその味は本当は知らないし、本当の意味での体験はない」と話す。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年11月13日放送 21:00 - 21:54 テレビ東京
何を隠そう…ソレが!(国産ラスト1社企業)
羽衣チョークを作っていた羽衣文具は2015年に廃業。韓国の教師シン・ヒョンソク氏が技術を引き継いだ。羽衣文具が廃業することを知った数学者が羽衣チョークを買いだめしたときの動画が2900万回再生を超えている。宮下は小学校の担任が怒って木刀を叩きつけたら担任の頭にあたって血が出た、みんな静まり返っていたが「静かにしなさい!」と言っていたと話した。

2024年11月13日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブル松岡修造 全力応援 NEWS
生成AIが進化してきて一番変わったと思う点について、東京大学大学院工学系研究科・松尾豊教授は「AIと話せるようになったことが、生成AIの一番大きなところ」と話した。AIの捉え方については「AIは友達」と語った。生成AIは文章や画像、動画などを瞬時に作成し、会話相手にもなる。一方で生成AIはフェイク画像なども作れてしまうことに加え、注意点もある。松尾教授は「1[…続きを読む]

2024年11月3日放送 19:00 - 19:54 テレビ朝日
ナニコレ珍百景(ナニコレ珍百景)
大牟田市の「おべんとう タル助」のお弁当はタルタルが通常の4倍。珍百景は日用品や食品の製造販売をしているうきは市の会社。働いているのは70歳以上のおばあちゃんだらけだった。おばあちゃんの知恵が生かされた「蜜な干し芋」は福岡県知事賞を受賞した。健康長寿の研究者が研究のために会社を視察した。珍百景に登録決定。

2024年11月1日放送 0:35 - 1:05 フジテレビ
私のバカせまい史(私のバカせまい史)
今回森田は芸能界最難関ポジション・ママタレについて研究してきた。憧れと親近感の黄金比について。ママタレの原型とは1980年のアグネス論争。アグネスは仕事と子育てを両立し。息子3人をスタンフォード大学に進学させるなどした。初期のママタレは憧れの存在だったがマネできない遠い存在だった。しかし2009年に北斗晶が現れる。北斗さんはブログを開設し庶民的な投稿をして初[…続きを読む]

2024年10月30日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
モーサテ(マーケット情報)
東海東京証券アメリカ・芝田達裕さんの解説。アメリカのAIを使ったデータ収集分析を行うパランティア・テクノロジーズに注目があつまっている。CEOのカープ氏はスタンフォード大学法学博士号とドイツのゲーテ大学社会理論博士号を取得した異色の経歴の持ち主で2003年にパランティアを創業、アルゴリズムを使って西洋の価値観を守ることをミッションに掲げ創業当時は米国のCIA[…続きを読む]

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.