現地2日、アメリカのスターバックスは条件を満たした幹部一人当たりに約8.6億円の株式報酬を与える方針を打ち出した。TBS CROSS DIG with Bloomberg責任者・竹下隆一郎は「業績不振。アメリカで有名なコーヒーチェーンだが客の伸び悩みという問題がある」と指摘。背景にある業績不振の理由の一つがアメリカ特有の注文方法。それぞれの好みに合わせるため複雑なオペレーションを強いられる従業員。店内が混雑し客が店内でリラックスできないといった問題もあるという。今回の報酬制度について竹下氏は「経営者や幹部は短期的に業績を上げる人が多いため改革のメッセージにつながり、ある程度の効果は見込まれる」と話した。