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「バノン元首席戦略官」 のテレビ露出情報

4日、トランプ大統領は、アメリカンドリームの再生というテーマで施政方針演説を行った。演説時間は1時間39分で、施政方針演説としては史上最長となった。共和党は画面で確認できただけで96回スタンディングオベーションしていた。演説のなかで、トランプ氏は、数十年にわたり外国は米に対し、不公平な関税を課してきたなどとした。演説前、カナダとメキシコに対し新たに25%の関税を課し、中国への追加関税を20%に引き上げた。カナダとメキシコは報復関税を課すとしていて、アメリカは、カナダとメキシコに対する関税のうち自動車は一ヶ月免除するとしている。4月2日には相互関税を発動するとしている。関税政策により、食料品が最大2%値上がりし、生活費は1家庭あたり年間約30万円増えるとの試算もある。トランプ氏は、石油の掘削を進めることで、エネルギー価格を引き下げて物価を下げようとしている。中林は、トランプ氏の演説について、民主党や元大統領などへの批判が多く、いいとは言い切れないが、エネルギーはあったと言えるなどとし、トランプ氏は、関税を上げれば、外国に行っていた製造業がアメリカに戻って来ると踏んでいるようだ、アメリカは第二次世界大戦後、国際社会のルール作りや秩序維持などのために努力してきた、そういったものが重荷になっているという考えもあるとみられるなどと話した。石油の掘削を増やしてエネルギー価格を下げることでインフレを抑制するというトランプ氏の考え方については、地球温暖化対策などを行ってきたために、掘削能力を増強してきていない、トランプ氏が掘削を増やすよう言っても、民間企業がすぐに取り組む状況ではない、価格が下がるだけの量を生産する準備は整っていないなどと話した。中林は、議会は僅差、味方である共和党を固めていく必要がある、トランプ氏はそのために敵を作ろうとしている、演説を通して結束を高めようとしているなどと話した。中室は、世論調査で国民が重視しているのは経済とインフラ、トランプ氏が重視しているのは、連邦政府の職員削減や移民問題などで、国民とのずれが生じているのではないかなどと話した。
決裂した首脳会談の後、ウクライナのゼレンスキー大統領から書簡が届き、トランプ大統領は、鉱物資源をめぐる合意に署名する用意があるとの内容で、この書簡を高く評価しているなどと発言した。中林は、首脳会談では、ゼレンスキー氏とトランプ氏が求めるものがそもそも大きく食い違っていた、トランプ氏は、ロシアの言い分を代弁するような発言をしていて、ゼレンスキー氏の立場としては訂正せざるをえなかった、トランプ氏は自身の発言を訂正されることを嫌うため、激しい口論になったとみられるなどとし、ロシア寄りの姿勢はプーチン氏をエスカレートさせ、戦闘が長引く可能性がある、戦闘の早期終結を目指すトランプ氏にとって、ゼレンスキー氏と完全な決裂は望ましくなかったなどと話した。
トランプ大統領がこれまでに署名した大統領令は、100本以上。就任1か月で、公約5割に着手したとされている。これは、バノン元首席戦略官が提唱していた「Flood the Zone」戦略で、大量の情報をあふれさせて、メディアや野党の批判をかわす狙いがある。現在、共和党が上下両院で過半数を占めているが、その差はわずかで、数人の造反で多数派が変わる状況にある。いかなる議員も他の議員の討論を同意なしに中断することはできないという規則があり、阻止には上院で60議席が必要だが、共和党の議席は53。政権基盤は盤石ではないと言える。上下両院では、それぞれ異なる予算決議案が可決された。成立には両院の可決が必要だが、共和党内では調整が整っておらず、成立が見通せない状況。トランプ大統領は、9月末までのつなぎ予算の成立を目指す考えを示している。現在のつなぎ予算は、去年12月にバイデン政権時に成立したもの。今月14日が期限で、新たな予算の成立が必要になる。予算が期限までにまとまらなければ政府機関は閉鎖になる。中林は、債務上限規定に関する法改正などが議論の焦点になると、共和党内で意見が割れる可能性があるなどとした。上院の予算決議案は、トランプ減税や債務上限の引き上げ規定を盛り込んでおらず、否定的な共和党議員がいる。下院の予算決議案は、トランプ減税などを盛り込んでいて、共和党の財政保守派1人が反対票を投じた。中林は、国民の批判を避けるため、つなぎ予算は成立するとみられる、この後に控える本予算で、トランプ氏は大型減税の延長などを盛り込もうとしているが、法律として議会で通らなければ叶わない内容になっているなどと話した。中林は、議席が接近しているなか、トランプ氏は、1議席も取りこぼさないように共和党をまとめれば過半数で通るという方針、民主党を敵に回してでも共和党を固めることが重要、中間選挙などを通して、トランプ氏の支援がなければ自分たちの議員生命は終わると思うような状況を作ることで、有権者の熱狂も呼び込もうとしている、トランプ氏は選挙的な演説をすることで、法案を推し進めようとする可能性があるなどとし、トランプ氏が望む政策をすべて盛り込むと、約7兆ドルの財政赤字にあるとの試算もある、イーロン・マスク氏の取り組みや、海外支援の削減は赤字対策、トランプ氏のアキレス腱は経済であり、インフレが起きたり不況になったりすれば、国民が広く影響を受け、トランプ批判に繋がる可能性があるなどと話した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年2月20日放送 19:00 - 19:30 NHK総合
NHKニュース7(ニュース)
アメリカ・トランプ大統領の就任から20日で1か月。就任から1か月を前に、トランプ大統領、早速成果を上げているとアピールした。トランプ大統領は、1期目を大きく上回るペースで大統領令に署名するなど、次々と政策を実行に移している。会見だけでなく、大統領専用機の中から、そしてSNSと、次々に情報を発信するトランプ大統領。「フラッドザゾーン」と呼ばれる戦略だと指摘され[…続きを読む]

2024年12月2日放送 10:05 - 10:55 NHK総合
キャッチ!世界のトップニュース(ニュース)
来年1月の政権発足に向け、自らの主張を支持していることが明確な人たちを起用する米国・トランプ次期大統領はFBI(連邦捜査局)の新たな長官についても熱烈な支持者のカシュパテル氏を起用すると明らかにした。パテル氏はトランプ氏を捜査したFBIを批判して根本的な見直しを訴えてきたことで知られ、FBI長官への起用の発表は波紋を呼んでいる。トランプ氏は現職のレイFBI長[…続きを読む]

2024年11月12日放送 16:48 - 19:00 テレビ朝日
スーパーJチャンネル(ニュース)
大統領選を制したトランプ次期大統領だが、これを受けてNYダウは2営業日連続で最高値を更新し、ビットコインも約1220万円を超える額まで高騰している。期待の高まるトランプ氏だが、ここまでにはかつて反トランプ派だったマルコ・ルビオ上院議員を国務長官に起用し、移民強硬派のスティーブン・ミラー氏の起用が有力と見られ、イーロン・マスク氏も起用が見込まれている。そして、[…続きを読む]

2024年11月3日放送 7:30 - 8:55 フジテレビ
日曜報道 THE PRIME(日曜報道 THE PRIME)
大統領選は、各州の人口に応じて選挙人が割り振られていて、選挙人を多く取った方が勝ちとなる。当選するには、過半数の270人の支持を受ける必要がある。州ごとにどちらの党を支持するのいが多いのかはある程度見通しが付いている。現在獲得が濃厚とされているのが、ハリス氏が226でトランプ氏は219となっている。今回は7つの激戦州がある。松山俊行は、人口の構成などで民主・[…続きを読む]

2024年10月31日放送 4:15 - 5:00 NHK総合
国際報道米大統領選2024 アメリカ 究極の選択
民主党・ハリス副大統領はトランプ前大統領が3年前の議会乱入事件の前に演説した同じ場所で集会を開いた。演説では“トランプ氏が返り咲けば分断の時代になる”と強く非難し、自身への支持を訴えた。ニューヨークではトランプ前大統領の元側近のスティーブ・バノン氏が会見を開いた。バノン氏は連邦議会への乱入事件に関連して議会侮辱罪で有罪判決を受けて刑務所で服役していたが、29[…続きを読む]

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