宮崎県宮崎市、フォートレスがハワイアンズとほぼ同時期に買収した巨大リゾート「フェニックス・シーガイア・リゾート」。バブルに沸いた1980年代、2000億円をかけたプロジェクトが始まった。作られたのは全室オーシャンビューの超高層ホテルに、東京ドーム7個分の広大なゴルフコース。さらに、世界最大級の屋内プールと豪華絢爛を極めたリゾートだった。しかし、バブル崩壊と共にわずか7年で経営破綻。紆余曲折を経て、2012年には統合型カジノリゾートを目指すセガサミーが買収。直近では2期連続の黒字だった。ところが去年、カジノを含む構想が頓挫したことによりシーガイアは再び売却へ。その時、手を上げたのがフォートレスだった。去年10月今後の方針を決める会議が開かれた。山本さんが打ち出したのは、メインターゲットの変更だった。これまでのシニア層や夫婦客からファミリー客に変えようと言う。ファミリー客を取り込むための第一歩、山本さんが目をつけたのはロビーにあるバー。続いて向かったのは客室、これまでシニア層などがメインだったシーガイアは8割以上が2人部屋だった。そこで既存のベッドの下に折りたたみ式のベッドを収納、家族客の受け入れ体制を整えることに。さらに、山本さんが着目したのは空きスペースになっていた駐車場。家族が楽しめるアクティビティとして、変わった自転車やゴーカートが走れるコースを作ろうと考えた。さらに、ホテル横にあった空き地には子どもが楽しめるプールを新設する予定。九州を代表するファミリーリゾートを目指すという。
迎えた今年6月、ファミリー客向けの新たなアトラクションが開始した。駐車場だった空きスペースは、ゴーカートのサーキットに。安全に走れるコースへ生まれ変わっていた。子どもだけでなく、大人も楽しめる。ファミリー客も行きたくなるリゾートへと変貌を遂げるシーガイア、その効果は数字にも現れ始めていた。夏の客室の稼働率が、2年前の同じ時期と比べ2割近くアップした。そんなある日、ホテルのエントランスにスタッフが集まっていた。シーガイアを盛り上げようと、山本さんがある人たちを呼んだのだった。
迎えた今年6月、ファミリー客向けの新たなアトラクションが開始した。駐車場だった空きスペースは、ゴーカートのサーキットに。安全に走れるコースへ生まれ変わっていた。子どもだけでなく、大人も楽しめる。ファミリー客も行きたくなるリゾートへと変貌を遂げるシーガイア、その効果は数字にも現れ始めていた。夏の客室の稼働率が、2年前の同じ時期と比べ2割近くアップした。そんなある日、ホテルのエントランスにスタッフが集まっていた。シーガイアを盛り上げようと、山本さんがある人たちを呼んだのだった。
住所: 福島県いわき市常磐藤原町蕨平50
URL: http://www.hawaiians.co.jp/
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