和歌山県にあるロケット発射場から東京のベンチャー企業が開発した小型ロケット「カイロス2号機」が打ち上げられたが上昇中にトラブルが発生し、打ち上げは失敗。打ち上げ失敗はことし3月の初号機に続いて2回連続。企業は詳しい状況を調べている。午前11時に発射されたが飛行中断となった。ロケットには5つの小型衛星を搭載。企業によるとロケットの1段目や「フェアリング」と呼ばれる人工衛星のカバーを分離したが「ミッション困難」と判断し、飛行中断の措置を行った。初号機は今年3月、打ち上げ直後に爆発し失敗しており、開発企業は原因を究明したうえで対策を講じていた。企業は午後2時から記者会見を開き、詳しい状況を説明する予定。