インドネシア・スマトラ島の雨期には1日数回スコールが降り、道が大荒れしている。山奥では線路がボロボロなど移動が大変。ナパル・プティはオンボロ列車の始発駅で人力で列車をレールに載せるのが日課の始まり。運転士のマシニスはこの辺りは車も入れない村ばかりで、もの運ぶのも大変だが、約100年前オランダ統治時代に金鉱山で栄えた村々で鉄道のレールが残っていて列車を造り、鉄道をよみがえらせたという。モーターなどは中古で買い集め、マシニスさんは機械周り以外は全部作ったという。しかし、線路は100年前のものを使用しているため、ボロボロでデンジャラスゾーンをお客と協力し、バランスを取ったりして動かす。朽ち果てるレールは木の切れ端を使って応急処置をしているという。そして、最大の難所が全長150mの鉄橋。無事に渡りきった。マシニスの稼ぎは1往復・約1500円。マシニスは列車を走らせるのは大変だけど、みんなのためだと話す。すると、線路が途切れた場所に到着。終点ではなくここからまだ10kmあるという。この先300mはレールがなく、ここからは終点のレボンタイダイまで別の運転手と助手が担当。夜でレールが見えない中走行する。
スマトラ島・コナトパンでタクシー運転手をするルディは85km先のラブラへ約500円の運賃で向かう。道の状態は最悪で、お客さんからは文句を言われる。さらに重かったため、ぬかるみにハマり、一度降りてもらった。政府は15年前に道の舗装を約束したが、工事は一向に始まっていない。雨期の時期はいつもの4倍は時間がかかるという。すると、大きなぬかるみにハマってしまう。そこでルディ達は石など投げ入れて脱出した。85kmに12時間をかけて到着した。
そんなスマトラでも早い乗り物が存在する。それが牛。
スマトラ島・コナトパンでタクシー運転手をするルディは85km先のラブラへ約500円の運賃で向かう。道の状態は最悪で、お客さんからは文句を言われる。さらに重かったため、ぬかるみにハマり、一度降りてもらった。政府は15年前に道の舗装を約束したが、工事は一向に始まっていない。雨期の時期はいつもの4倍は時間がかかるという。すると、大きなぬかるみにハマってしまう。そこでルディ達は石など投げ入れて脱出した。85kmに12時間をかけて到着した。
そんなスマトラでも早い乗り物が存在する。それが牛。