コメの高騰が続く中、先週金曜日に農林水産省は、備蓄米を21万トン放出すると発表。埼玉・越谷市・スーパーマルサン越谷花田店では、茨城県産・新潟県産コシヒカリが5キロで4000円近い価格に。江藤農林水産相は「すごく悩んだ。しかしほかに手がない」と述べた。3月半ばに15万トンが入札した業者に引き渡され、3月末~4月にかけて備蓄米が店頭に並ぶ見通し。それでも流通が正常化しない場合は、追加放出も辞さない構え。今回放出される備蓄米は、去年生産されたコメが中心だが、おととしのコメも加えられている。備蓄米を管理する倉庫会社の社長は「(備蓄米は5年間。美味しく保つことは可能?)可能。適切な温度管理、防虫防霜をやっていけば、おいしいまま出すことが可能」と語った。精米せずに玄米で保管。東京・目黒区・五ツ星お米マイスター・西島豊造氏は「玄米でも常温だと劣化が進むが、低温倉庫で完全管理されているため、気にするほど劣化は進んでいない」と語った。それでも気になる場合は、新米と混ぜて炊飯するといいとのこと。
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