暑い季節になってくると食べたくなるカレー。そのカレーに欠かせない具材がニンジン。東京・神田のスープカレー カムイには大きな野菜がどんと盛り付けられ。中でもニンジンは圧倒的な存在感。今朝、仕込みの様子を取材すると大量のニンジンが用意されていた。こちらのお店では1週間に300本のニンジンが使用されているというが、ある異変が。ニンジンの仕入れ価格が3倍以上も高騰しているという。こちらのお店では国産から輸入ものに切り替えたが、ニンジンが細くこれまでは1本あたり4食分とれたのが2食分しかとれないこともあるという。天候不順などが原因でニンジンの卸価格は先月13日には仕入れ価格が292円に上昇。平年の2倍近くに上昇したという。困っているのはニンジンだけではなくブロッコリーも。ブロッコリーも農水相の調査によると主要卸売市場の平均価格が約2倍に上がっているという。店では先月からスープカレーを1皿150円値上げして対応しているという。ニンジン・ブロッコリーの価格高騰は今後産地の切り替わりにより徐々に落ち着く見通しというが厳しい台所事情はしばらく続きそう。
住所: 東京都千代田区神田須田町2-12-15