ガザ地区への支援物資について、海上からの支援準備が進められている。地中海にあるキプロスでは、食料品や医薬品の積み込み作業が行われている。Oscar Camps氏は「この艀をガザ地区まで引っ張ることが一番複雑になる。」と話した。荷解きはワールド・セントラル・キッチンが建設している桟橋で行われる。なお、200トンの支援物資はEUが11日までに開設予定の新しい海路を通って行われる。ガザ地区は飢餓待ったなしの状態で、国連は50万人が飢餓のリスクに晒されていると言われている。Dr Thaer Ahmanは「人々は飢餓で死亡している。多くの支援物資を海上から送ることによる効果は大きい。支援を受ける人を殺さないでほしい」と話した。一方アメリカでは別の桟橋を作ろうとしている。支援団体はイスラエルが占領している地域に食料を搬入するのに苦慮している為である。ラマダンの開始による戦闘中止はないとの事で、170万人の避難者は気を抜けない状況となっている。そんな中、スウェーデンとカナダはEUと主にUNRWAへの資金拠出を再開する。資金についてはUNRWA一部社員がハマスのイスラエル攻撃に関与している疑いがあるとして停止されていた。これは現在も調査中で、オーストラリアは拠出を再開していない。