きのうセブン&アイHDの井坂隆一社長が退任を発表。セブン&アイHD社外取締役のスティーブン・ヘイズ・デイカス氏が就任する。デイカス氏はアメリカの公認会計士の資格を持ちウォルマートやユニクロを経て西友のトップを務めたあと、スシローの海外事業でも指揮を執るなどプロ経営者。伊坂社長は「スティーブンにバトンを渡すのが最適かなと」。スティーブン氏は「最近、我々は少し勢いを失っている。勝つために必要なのは他の誰よりも優れた製品、価値、利便性、サービスをお客様に提供すること」。今後の課題は?コンビニ事業立て直しと買収提案への対応。きのうセブン&アイはアメリカのセブン-イレブンの上場、コンビニ以外の事業売却を発表。さらにセブン銀行の株式保有比率を下げるとしている。事業の売却などで得た総額2兆円を自社株買いを行い株主還元を行っていくと発表。新たな成長戦略の行方は?