セブン&アイホールディングスの買収を目指すカナダのコンビニ大手アリマンタシォンクシュタール。セブン側はアメリカの独占禁止法に抵触する可能性があり課題を解決する具体策ないと主張。クシュタール側はアメリカのコンビニ業界は上位10社のシェアが20%程度にすぎず、当局とも協議していて解決可能と主張。クシュタールは過去12年間の買収で獲得した8440店舗のうち、実に55%にあたる4684店舗を閉鎖または売却したという。カナダ政府関係者は「クシュタールの買収を全面的に支援する」とした。日本政府関係者はクシュタールの店舗は閉鎖しないといった一連の主張に対して「根拠がない」などと冷ややかに見ていた。経済企画キャップ・阿部欣司の解説。