三方原馬鈴薯の原点・三方原台地には川がなく戦前までは作物が実らない荒れ地が広がっていた。地面は赤土に覆われ、畑が作れなかった。本格的に開墾が始まったのは戦後。満州からの引揚者などが移り住み、乾燥に強いじゃがいもの栽培に挑んだ。痩せ地のため、じゃがいもは大きく育たず。養分に乏しい畑を土から変えようと肥料集めに奔走した。土は生まれ変わり、大きく風味豊かなじゃがいもの収穫に成功。開拓者たちは思いを込めて三方原馬鈴薯と名付けた。
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