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静岡・三島市では213店舗でコロッケを提供している。駒井精肉店では昼時、行列ができる。名物は「みしまコロッケスペシャル」。1年寝かせたじゃがいもを使用し、豚バラ肉で巻いて揚げている。グルッペのコロッケ「プレミアムみしまコロッケ ダイヤモンド富士」は1日500個も売れる。今静岡県は新じゃがいもの収穫真っ盛り。東京の市場で高く評価されているのが「三方原馬鈴薯」。出荷は1年のうち2ヶ月だけ。今回の主役はじゃがいも。浜松の新じゃがのおいしさを紐解く。この季節を心待ちにしているのが百谷正喜シェフだった。
三方原馬鈴薯を育てている磯貝将大さん。収穫は鍬を使っている。毎年約40トンのじゃがいもを鍬1本で掘っているという。じゃがいもの味を決めるのは葉の状態。葉っぱを大きくすると栄養をいもにたくさんおくれる。大きな葉を育てるため、収穫後の畑には麦の一種を植えている。採れたてのじゃがいもで、磯貝麻衣さんが「三方原馬鈴薯のそぼろ和え」を作ってくれた。大塚祐美子さんは「じゃがいもの美味しさが際立っている」などと話した。
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オープニング映像。
三方原馬鈴薯の原点・三方原台地には川がなく戦前までは作物が実らない荒れ地が広がっていた。地面は赤土に覆われ、畑が作れなかった。本格的に開墾が始まったのは戦後。満州からの引揚者などが移り住み、乾燥に強いじゃがいもの栽培に挑んだ。痩せ地のため、じゃがいもは大きく育たず。養分に乏しい畑を土から変えようと肥料集めに奔走した。土は生まれ変わり、大きく風味豊かなじゃがいもの収穫に成功。開拓者たちは思いを込めて三方原馬鈴薯と名付けた。
ラ・セゾン・デ・プリムールの山田秋晴シェフは浜松の風味豊かなブランドじゃがいもで「三方原馬鈴薯と新ごぼう 冷製ポタージュ」を作った。
ラ・セゾン・デ・プリムールの山田秋晴シェフは浜松の風味豊かなブランドじゃがいもで「黒鯛のポワレ 三方原馬鈴薯のガレット仕立て 完熟トマトのソース」を作った。
エンディングとして今日の放送内容が流れた。
食彩の王国の番組宣伝。