きょう午後3時ごろ行われたトライアスロンの競技。男子個人については、きのう行われる予定だったものの1日延期され男女同日開催となった。延期の理由となったのはセーヌ川の水質悪化。大会組織委員会は“基準値を超える大腸菌が検出された”ためだと説明していた。延期が発表されたきのう、セーヌ川を見てみると、いやな臭いなどはないが、よく見ると川の底までは見えないほど濁っている。大雨が降ると下水管から水が溢れたり、路上のごみが流れ込んだりするセーヌ川。オリンピック開催を機にパリ市が日本円で約2330億円をかけて地下貯水場を建設するなど水質の改善に努めてきた。出場した・小田倉真選手は「気になるな」というのはなかった、高橋侑子選手は自然を相手にするのがトライアスロンの醍醐味でもあるので、レースができたのは環境がしっかり整ったということだと思うなどとコメント。