韓国・南楊州市にある高齢者介護施設はもともとは幼稚園だったが、去年高齢者介護施設にリフォームされた。幼稚園で使っていた教具をそのまま使っているという。韓国では合計特殊出生率が0.72と世界的にも異例の超少子化が進んでいて、多くの研究機関が韓国を「人口減少で地球から消滅する最初の国」と予想している。韓国では、ペットカーの販売量がベビーカーの販売量を上回ったことを示すデータもあり、背景には若者の中に「子どもを生むより犬や猫を育てて楽しく暮らそうと考える人が増えている」ことがあるという。さらにソウル市内のカフェには「NO KIDS ZONE」が増えているという。だがこうした取り組み事態が育児の大変さを際立たせ少子化につながると否定的な声も聞かれる。そうした中、結婚しない人へ配慮する企業もあり、大手化粧品メーカーが独自に非婚手当を導入。これまで20人余りが使用したという。