韓国の国会前から中継。きょうも国会前には一部の市民が集まっていて、尹錫悦大統領への弾劾を訴えている。尹大統領への弾劾訴追案の採決はあす未明から行うことが可能だが、野党側はあえて1日の猶予を設ける方針。弾劾訴追案を可決するためには、与党議員が少なくとも8人賛成する必要があり、野党側は与党議員の切り崩しを図るために1日の猶予を設けたとみられている。韓国の世論調査会社の調査の結果、「賛成する」と答えた人は73.6%にのぼっている。全ての年代で賛成が上回っているが、特に18歳〜20代までの人については「賛成」と答えた人が86%を超えている。尹大統領については談話が公開されるという情報もあった。説明や謝罪が中心だとされていたが、結局公開はされていない。一部の韓国メディアは「尹大統領は世論よりも与党内部への対応を優先するため」と伝えている。尹大統領は世論よりも弾劾訴追案の採決に向け、与党内部票の取り締まりを優先させたとみられている。野党「共に民主党」は先ほど、尹大統領へ内乱罪への捜査を要求した。内乱罪が認められれば、大統領在任中でも裁判にかけられる可能性がある。