きょう午後3時すぎ、東京で黄砂が観測された。西日本から東北の広い範囲に飛来したとみられる濃度の高い黄砂は、大阪でも観測。九州北部でも黄砂が飛来しているとみられ、見通しが10km未満、所によっては5kmを下回り、交通障害が発生するおそれがある。鳥取県米子市の自動車販売店では、展示車両にうっすらと黄砂のようなものが。一方、中国大陸から飛来してきた黄砂は、きょうまでに韓国の上空に到着したという。晴天のときと比較すると、ソウルタワーがかすんで見えなくなっている。気象庁によると、日本付近では黄砂の飛来はあすにかけて続く見込み。