ソニーフィナンシャルグループ・石川久美子が電話で解説。ドル/円予想レンジ:145.80円〜148.00円。昨日は米国のCPの結果を眺めつつ乱高下。本日は小売売上高やニューヨーク連銀製造業景気指数、フィラデルフィア連銀景況指数など重要指数発表予定。これらを眺めつつも来週のジャクソンホールシンポジウムをにらみ神経質な値動きが続きそう。注目ポイント:「多めに見積もる」金融市場。市場が利下げを多めに見積もり始めたといい、理由は米国の金融政策に対する思惑に影響されている面が大きいなどと解説をした。来週はFRB・パウエル議長も講演する経済シンポジウム・ジャクソンホール会議が予定。市場とFRBの見方のギャップが埋められるかが期待されている。経済指標に対しクロス円は神経質な相場が続くと考えられる。パウエル議長が市場の見方を追認する可能性もあるため、予断は許さない状況。米国雇用統計、日銀について言及。