先端半導体の量産を目指すラピダスは生産に多額の資金が必要なため今年度、ソニーグループやソフトバンクなど30社余が1600億円以上を出資する方針。政府は1000億円を出資し筆頭株主となるが議決権のある株式の割合は1割強に抑えるという。多額の出資で民間資金を呼び込む一方、関与は控えて会社が迅速に経営判断を行える環境を確保するねらい。ただ経営が悪化した場合などには議決権の比率を引き上げられる特殊な株式も保有し再建を迅速に行えるようにする方針。さらに経営の重要事項に拒否権を持つ黄金株も保有するとしている。ラピダスには政府が来年度も1500億円以上を出資するなど総額で2兆8000億円余を支援する計画。
