片手で飲めるアイス、ロッテ「クーリッシュ」のこだわりについて。パッケージをよく見ると左上にあるバロメーターで氷のサイズが分かる。クーリッシュブランド課の平井さんは「夏は氷のサイズをちょっと大きく、より冷たくて気持ち良いテイストにしている。冬は逆に氷のサイズを小さくする。さらに味わいをちょっと濃くすることで寒くても飲みたくなるような雰囲気を作っている」という。2022年から定番のバニラの微細氷を季節に合わせて変化させたところ、前年より売り上げが大幅にアップしたという。次は赤城乳業のロングセラー商品「ガツン、とみかん」。実は春夏に販売する商品は青空をイメージした爽やかな青色のパッケージだが、秋冬の時期は温かみを感じてほしいとの思いから、オレンジ色のパッケージとなっている。さらに同じく赤城乳業の夏の定番アイス「ガリガリ君」にもこだわりが。「ガリガリ君」はソーダアイスの中にかき氷を入れたアイスキャンディ。暑い夏に大人気だが、冬との売上の差は5倍以上あるという。そんなガリガリ君を助けるために登場したのが、いとこの「ソフト君」。ガリガリ君は乳脂肪分を含んでおらず、アイスクリームの規格は「氷菓」、ソフト君は冬向けで濃厚な味わいの「アイスクリームグレード」で商品を作っている。「ソフト君 伝説のロイヤルミルクティー」のパッケージには紅茶を嗜むソフト君が描かれている。ガリガリ君と同様にに層構造になっており、外側は少し硬めのアイスキャンディ仕様、内側は微細氷とミルクティーアイスクリームを混ぜたソフト食感。北海道産生クリームやアッサム茶葉を使用した濃厚なミルクティーの風味が楽しめる。