埼玉県新座市のお蕎麦屋さん夫婦がご飯を見せてくれた。釣り好きの常連客からもらったタイをさばき、切り身を蒸し上げた。まいたけやしめじなど4種のきのこをあんかけにして「タイのあんかけ」に。紫色の食用菊は大根おろしと和えた酢の物、衣をつけた天ぷらにした。「もってのほか」という名前で、山形県では有名だという。ほかに果物の柿の天ぷら、ゆで落花生のかき揚げ、切り干し大根とキュウリの中華和えなど。店のもりそばを主食にいただいた。夫婦は青森出身、幼少期からの幼なじみで上京して20歳で結婚。今は夫の身につけた切り絵を夫婦で趣味にしているという。