パリ五輪日本勢メダル第1号金メダルに輝いたのは日本女子柔道最年長、遅咲きのヒロイン・柔道女子48キロ級代表・角田夏実。48キロ級金メダルは2004年アテネ五輪の谷亮子以来20年ぶりの快挙。海外選手に3年間無敗、世界選手権をオール一本勝ちでの3連覇“世界最強女王”。角田は自身のYouTubeでは恋話したり、お得意のダイエット料理を披露したりお茶目な一面を見せている。柔道を始めたのは小学2年生の時、父の影響で柔道を始める。高校時代にはインターハイ3位、大学時代は体重別選手権で優勝だが、世界で戦えるような選手ではなかったという。世界を目指したきっかけは“野獣”松本薫の一言だった。研究に重ね手に入れたのが巴投げ→関節技の必勝コンボ。その必勝コンボはオリンピックの舞台でも。1回戦vsF.ナターシャ(ブラジル)、2回戦vsW.ジェロネイ(南アフリカ)、準々決勝vsS.ブクリ(フランス)と準決勝までの総合試合時間は2分55秒。準決勝vsT.バブルファス(スウェーデン)では初めて延長戦へ。バブルファスは反則負けし決勝戦を迎えた。