タリバンが政権を握ってからアフガニスタンの女性の権利は一気に後退した。女性の中等・高等教育を認めず公の場での女性の活動を大幅に制限してきた。タリバンの動きをジェンダー・アパルトヘイトと呼ぶ人が増えている。女性の権利をめぐり国際社会と対立してきたタリバン。正式な国と承認した国はなく国際社会の支援は滞り現地の人道状況は悪化している。国連安全保障理事会で日本とアラブ首長国連邦が取りまとめた決議が採択された。タリバンに対し女性の権利尊重やテロ組織との関係断絶などを促し国際社会に復帰できる可能性を提示した。