- 出演者
- 栗原望 油井秀樹 酒井美帆
オープニング映像。
イラン政府が「米による原油差し押さえに対する報復」として石油タンカーを拿捕。中東情勢をめぐってレバノンのヒズボラなど武装組織の後ろ盾となってきたイラン。支援してきた各組織との結束を保つためにも、イランとしては敵対する相手に何らかの攻撃をする必要性を感じていた可能性。今後、更に激化すれば物流に影響するおそれ。イラン政府としても世界からの孤立は避けたい意向。フーシ派はさらなる軍事報復に出る可能性。
台湾総統選は明日が投票日。与党・民進党の頼清徳、最大野党・国民党の侯友宜、野党第2頭・民衆党の柯文哲らが候補。3人は最終日、有権者の多い都市部で支持を訴えるなどした。選挙戦では対中姿勢が争点。頼は中国に対抗する姿勢、ほか2人は中国との対話・交流の拡大に積極的。与党への批判票は割れると予想され、与党候補が優勢。同時に台湾議会・立法院でも選挙。現在では与党が過半数を保持。
台湾総統選を前に、3候補らは各地で大集会。与党の頼清徳が現時点で優勢。選挙活動終了まで残り1時間。総統選と同時に立法院選挙も開催。与党・民進党が議席を減らし、どの党も過半数を確保できないという見方が優勢。
台湾総統選で争点となる中国との向き合い方。台湾の学生に対する優遇制度に力を入れている。
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中国寄りの若者を増やしたい中国。400を超す大学が台湾での入試成績で学生を受け入れている。さらに中国の学生に比べ成績水準が大幅に低く設定されている。中国政府は台湾の学生だけを大正にした奨学金制度を設けるなど中国への進学を積極的に支援している。一方、一部学校では中国側の思想を強要するような動きも。
中国で学ぶ上で大学や当局に気を使って生活している印象がある。学生の中には取材に協力できない人もいた。出願時点で祖国統一を支持すること要件を盛り込む学校がある。台湾の学生にとって異を唱えにくい環境。台湾当局は中国で学ぶ学生の多くは仕事で中国に行った台湾企業関係者の家庭の子どもとしている。台湾の高校から中国の大学を選び進学する学生は少ないと主張している。中国の進学について中国の学歴が認められないことがあることや中国経済が厳しいので望むような就職は難しいリスクを指摘している。
イギリスでは義務教育修了試験の科目に手話が加わることが決まった。
ハルビンで氷雪祭りが開催。元日から3日間で観光収入は過去最高となった。
世界最大規模のテクノロジーの見本市「CES」。注目は生成AIによる技術革新。一方で生成AIは偽情報や詐欺などに悪用されるリスクもあるため今年は生成AIのリスク管理が重要な年になるともいわれている。生成AIによるフェイクを見抜く技術を開発する企業。文章から音声データに変換するときにできる微細な痕跡を生成AIが探知し偽物か判断する。生成AIが作った偽映像は口の動きと音が一致していないなどの特徴をとらえて判断する。また企業向けのサービスで注目される企業では生成AIによるリスクを回避するためにAIとソフトウエアで監視している。
国連アフガニスタン支援団はタリバン傘下の勧善懲悪省や警察がヒジャブについての指針を強制する活動を行っていると指摘。子どもを含む大勢の女性が拘束されたということでタリバンの暫定政権に対し解放を訴えた。タリバンはヒジャブ着用についての指針で女性は家族以外の男性の前では顔も覆うことを義務付け従わない場合は家族を拘束するなどの処罰をするとしていた。
タリバンが政権を握ってからアフガニスタンの女性の権利は一気に後退した。女性の中等・高等教育を認めず公の場での女性の活動を大幅に制限してきた。タリバンの動きをジェンダー・アパルトヘイトと呼ぶ人が増えている。女性の権利をめぐり国際社会と対立してきたタリバン。正式な国と承認した国はなく国際社会の支援は滞り現地の人道状況は悪化している。国連安全保障理事会で日本とアラブ首長国連邦が取りまとめた決議が採択された。タリバンに対し女性の権利尊重やテロ組織との関係断絶などを促し国際社会に復帰できる可能性を提示した。
ミャンマーでは去年10月下旬に東部シャン州で3つの少数民族の武装勢力が一斉に攻撃を始めた。ミャンマー軍の報道官は中国の介入により中国国内で少数民族側とミャンマー軍との協議が行われ一時的な停戦に合意した。今後、実効性を伴うものかが焦点となる。
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- 毛寧
国際報道の番組宣伝。「徹底分析 台湾総統選」。
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エンディングの挨拶をした。