- 出演者
- 栗原望 油井秀樹 酒井美帆
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明後日行われる台湾総選挙。バイデン政権は選挙後に非公式の代表団を派遣すると発表。詳細は明かされていないが、派遣されるのは民主党の元国務副長官であるスタインバーグ氏、元大統領補佐官のハドリー氏と見られる。どの候補が当選してもアメリカは超党派で台湾との関係を重視していく姿勢を示すと見られる。またこの代表団派遣は釘を刺す意味合いもあると見られ、民進党の候補者である頼清徳候補は台湾独立色の強い候補で、アメリカは中国を過度に刺激することを控えてほしいという考えがあると見られる。陳水扁政権時代にはアメリカの反対があったにも関わらず、台湾の名前で国連に加盟することの是非を国民に問うなど中国との緊張を高める言動を繰り返した経緯もあり、ハドリー元大統領補佐官は蔡英文政権の路線を引き継ぐように伝えると見られる。また野党が当選した場合中国との距離が近くなることを懸念する向きもあるため、アメリカは野党候補者が当選した場合、緊張緩和のための接近は容認するが、半導体などの技術や情報が渡らないようにこの面では一定の距離を保つように釘を刺すと見られる。こうしたアメリカの動きに対して中国の毛寧報道官は台湾選挙にアメリカが介入すること懸念を示した。現在米中関係は小康状態と言えるが、今回の台湾総統選挙の結果を受けて再燃する可能性もあるのだという。
未来のエネルギーとして期待される核融合発電。太陽内部で起きている核融合反応を地上で再現し、そのエネルギーを発電に利用する取り組み。原子核をぶつけて結合させて別の物質に変わる瞬間、膨大なエネルギーが発生する。1gの燃料で石油8トン分相当。原発と違い、高レベル放射性廃棄物は発生しないほか、発電時にCO2も排出しない。ただ、いまだに実用化には目処立たず。
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米カリフォルニアにあるスタートアップ企業。核融合発電の実現を目指し、世界から研究者が集まり、従業員は500人超。この1年で2.5億ドルを調達。2030年代には核融合発電を実現させたいと話す。実現すれば膨大なエネルギーを得られる核融合。研究は半世紀前からスタート。1985年には米ソで実現目指して合意。07年には国際プロジェクト「ITER」がスタートなど研究は進んできたが技術的問題で実現せず。この分野にはこれまでに62億ドル以上が集まっていて、著名な企業や経営者も投資に参加。一部実験は成功も、コストなどが課題に。
まだまだ課題が多い核融合発電。実用化を目指して開発が進められていて、米中などいくつかの国では多額の予算をつぎ込んでの研究も。日本でも最大10年で数百億円規模の予算がつく見込み。実用化への具体的な見通しは未だに立っておらず、課題は今も多いんだそう。もし実用化できてもコストダウンや安定性などの課題が。
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- ニューヨーク(アメリカ)核融合発電
カナダの北極圏にあるイヌビク。太陽が昇らない極夜が30日ほど続いた後、日が昇った。これに感激した人々が祭りを開催。
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- イヌビク(カナダ)
ダイバーのフレデリックさん。今回、仏南部の洞窟へ。水深308mに到達して世界記録樹立。潜水時間は7時間。
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- フランス
ベトナム中部ダクラク省で開催された少数民族セダン族の新米祭り。竹筒で米を炊き、米の週確認感謝する。祭りにはほかの少数民族や観光客も。
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- セダン族ダクラク省(ベトナム)
物価高が深刻なキューバ。首都ハバナにある公園内で理容室を営むネルソンさん。以前は電気技師だったが収入減に伴って転職。このように生活に困った若者を支援するため、この公園が作られた。プロジェクトを始めたのは理容師のバジャダーレスさん。13年前、行政の協力も得て無料の理容・美容学校を設立。卒業後も機材や設備を借りられる。
中国における去年1年間の自動車輸出台数は、前年比で57.9%増の491万台と過去最高かつ世界1位に。EVが1.7倍以上に増えたこと、ロシア向け輸出が大きく増加したことなどが主な要因。今後、日本メーカーのシェアが高い東南アジアにもEV輸出を増やしていく見込み。
日本と中米パナマの外交関係樹立120周年。昨夜、都内で式典が開かれ、外務省関係者など300人が参加。伝統衣装「ポジェーラ」を身に着けて参加する人や、パナマ音楽を披露するバンドなども参加。カルロス・ペレ駐日大使は「教育面でも協力関係を強化していきたい」など発言。
株と為替の値動きを伝えた。
明日の「国際報道」の番組宣伝。「台湾総統選挙直前 中国は”学業面で取り込み”」など。
エンディングの挨拶。