政府・日銀による円買い介入とみられる動きが指摘される中、円相場は円高ドル安が進み、一時151円台となった。一方、日経平均先物は一昨日3万8380円で取引を終えた。アメリカのダウ平均株価が450ドル上昇し、輸出企業にとってマイナス要素である円高とアメリカ株高が綱引きしている状態。専門家は、アメリカ株高の背景には4月の雇用統計が予想を下回って早期利下げ期待が強まったことがあるという。アメリカ株の上昇につれて日本株は円高でも上昇しやすくなるという。今日も日経先物は取引が間もなく行われる。アメリカの金融政策が円相場に与える影響よりもアメリカ株にどう影響していくのかを見極めている状況だという。