スイスのダボスでウクライナの将来についての非公式協議が開かれた。約80の国と国際機関が参加し、ウクライナの代表も参加した。議題は全てのロシア軍部隊が撤退するというゼレンスキー大統領の和平案。大統領、首相、閣僚が到着する前に開かれた非公式協議はこれまでなかった外交による試みで、おもてなしに感謝しますとウクライナの大統領府長官は言った。ウクライナの和平案の協議に大統領・首相・国王の多くの側近が一同に集まったことはない。サウジアラビアのジェッタ、コペンハーゲン、マルタ島に続く4回目のダボスではウクライナ・アメリカ・ブラジルを含む80カ国以上が参加している。ロシアは参加していない。この会議は和平交渉の場ではない。この会議はうまくいけばのちの、和平交渉への準備となる。ウクライナはダボスでグローバルサウスと呼ばれる新興国に対し、ウクライナの主張・和平について説得を試みる。ブラジルなどがロシアの判断を伝える。