海外初進出の舞台は韓国。現地の人しか知らない韓国のリアルなグルメを徹底調査。まず金浦国際空港でタクシー運転者さんに聞き込み。「孤独のグルメ」を見て日本語を覚えたという運転手キム・デファンさんにサムゲタンをおすすめしてもらう。サムゲタンとは鶏肉にもち米・高麗人参・ナツメなど滋養のある食材を入れて煮込むスープ料理。お店がある永登浦区(ヨンドゥンポグ)は庶民的な雰囲気とともに再開発が進行中の街で、日本でいう蒲田のような場所。金浦国際空港からタクシーで約35分、1990年創業の「元祖湖水参鶏湯」に到着。韓国の土用の丑の日にあたる伏日(ポンナル)には2時間待ちの行列になるという。韓国版ミシュランと言われるグルメガイド「ブルーリボンサーベイ」による評価ブルーリボンを14年連続で獲得している。お店のメニューはドリンクを除いてサムゲタンのみ。エゴマ・もち米・ピーナッツが入った特性粉末が創業以来続くスープのもと。韓国産ブランド若鶏にもち米・高麗人参・栗・ナツメを詰める。その後水で約2時間煮込む。それをスープと合わせれば名物の「サムゲタン」。