滋賀県でイヌワシやクマなど野生動物を40年以上観察している動物写真家の須藤一成さん。野生のクマが獲物をおいかける瞬間をとらえることに成功した。親のカモシカが追いつくが時既に遅し、撮影した須藤さんの話ではクマが仕留めたカモシカは生後2ヶ月ほど。狩りの瞬間クマは驚異的な身体能力を発揮。ツキノワグマは瞬間的に時速50キロもの速さで走ることができるという。他にも今年8月に母グマがどのようにして獲物を見つけているのか、その様子を捉えることにも成功。母グマが顔を高く上げる動作をする、100m以上先にはシカの群れが。このあとクマの驚くべき嗅覚が発揮される。