一生の思い出になる結婚式。コロナ禍では緊急事態宣言などの影響を受けたくさんの人が集まるウエディングイベントは延期や中止にせざるを得なかった人、記念撮影のみのフォトウエディングや親族だけの小規模な式を挙げたという人も多かった。国内で直営のハウスウエディング式場を60店舗運営するブライダル大手・テイクアンドギヴニーズの金香憲吾さんは最近の結婚式事情について「本格的に需要が回復してきた」とコメント。アクリル板の設置や出席者のマスク着用などもなくなり、制限のない結婚式が戻っている。今年結婚式を挙げたばかりだというこちらの夫婦は多くのゲストを呼び盛大に結婚式を挙げた。一方でコロナ禍を経て大切な人と過ごす時間を重要視する人が増えている。また最近の結婚式では「自分たちらしく」「自然体」という言葉がキーワードに。ウエディングプランナーを対象にしたアンケートで72%もの人が「披露宴で定番の演出、進行を“やらなくてよいか”と新郎新婦に相談されたことがある」と回答。