フィリピンを訪問中の中谷防衛大臣はきのう、ワレス空軍基地で日本が輸出した防空レーダーを視察した。中谷大臣が視察したレーダーは、日本政府が武器禁輸政策を転換して2014年に防衛装備移転三原則を制定後、初めて完成品として輸出されたもので、ミサイルや航空機の飛来を感知する。中谷大臣は「この地域は中国の船舶の行動が頻繁に増え、大型化し装備も強力になっている。よりしっかりとした警戒監視が必要だ」と強調した。きょうはテオドロ国防相と会談し、防衛協力の強化を確認する予定。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.