- 出演者
- 高井正智 森下絵理香 向笠康二郎 森下絵理香
オープニング映像とオープニングの挨拶。
立憲民主党の党大会。新年度の活動計画では、政権交代の実現に向けて、ことし夏の参議院選挙と、次の衆議院選挙に勝利することが当面の最も重要な目標だとしたうえで、参議院選挙では、与党の改選議席の過半数割れを目指すとしている。また、自民党の政治とカネの問題の真相解明のほか、国民生活に直結した課題の解決に取り組むことなどを盛り込んでいる。通常国会の150日間の戦いが、参議院選挙の勝負を決する。しっかりと存在感を示して、全員当選を目指したいと強調した。また、政府与党に求めている高額療養費制度の負担上限額の引き上げ凍結について野田代表は「戦闘モードに入る」とコメント。去年の衆議院選挙で議席を伸ばし、野党第1党の座を守った立憲民主党は、現在、審議が行われている新年度予算案の修正案を、財源とセットで示すなど、政権担当能力をアピールしている。ただ党の支持率は思うように伸びているとはいえず、党内からは現実路線で責任政党の立ち位置を示すのは大事だが、有権者に響く政策を訴えないと、支持は集まらないという不満の声も聞かれる。政権交代へのステップと位置づける参議院選挙に向けては、ほかの党との協力が不可欠で、野田代表には多くの野党をまとめるリーダーシップも問われている。
春闘が本格化。民間の調査では新年度、賃上げを予定する企業が85%を超えるなど、幅広い企業が賃上げを前向きに考えていることがうかがえる。一方、課題となっているのが中小企業への波及。従業員およそ80人の自動車部品メーカーは4年ほど前から、生産ラインにセンサーを設置し、稼働状況を見える化。さらに、蓄積されたデータをAI人工知能を使って分析するなど、業務を見直した結果、業務の効率が20%向上したという。そうして生まれた利益の一部を活用することで、おととしと去年は賃金を平均で4%から5%引き上げた。ただ、すべてを賃上げに充てることは難しいとしている。民間の調査会社では、春闘の交渉が本格化した今月、インターネットを通じて調査を実施。「新年度に賃上げを実施する」と答えた企業は85.2%で、去年とほぼ同じ結果となった。労働団体の連合は、ことしの春闘で、大手との格差是正に向けて、中小企業については6%以上の賃上げを目標としている。しかし、6%以上の賃上げを予定していると回答した中小企業は9.1%にとどまった。格差の構図はさらに広がる可能性があるとした上で、中小企業の賃上げに向けては、社会全体で価格転嫁ができる環境づくりを引き続き行う必要性があるとしている。
ドイツで行われた連邦議会の選挙で、中道右派の最大野党が第1党となり、4年ぶりに政権に復帰する見通しとなった。選挙管理委員会の暫定の開票結果によると、最大野党で中道右派の「キリスト教民主社会同盟」が630議席のうち208議席で第1党になった。また、移民や難民に排他的な姿勢を掲げ、極右だとされる右派政党「ドイツのための選択肢」が152議席で第2党となり、前回の選挙からほぼ倍増させ、勢力拡大を印象づけた。一方、ショルツ首相の与党で、中道左派の「社会民主党」は120議席で、前回から40%以上減らした。今後は、キリスト教民主社会同盟が、新政権の発足に向けた連立協議を主導し、4年ぶりに政権に復帰する見通し。街の声では早い段階での政権樹立を期待する声が聞かれた。ドイツは、これまでショルツ政権のもと、政治の停滞が続いてきただけに、ヨーロッパとしてロシアのウクライナ侵攻や、アメリカのトランプ政権への対応を進めるため、安定した政権の早期の発足を期待していると見られる。
中谷防衛大臣は、訪問先のフィリピンでテオドロ国防相と会談し、中国が南シナ海や東シナ海で軍事活動を活発化させていることも踏まえ、両国の防衛協力を進めていくことで一致した。その上で、自衛隊とフィリピン軍との共同訓練など、運用面での連携を強化するため、ハイレベルの対話の枠組みを新たに設けるとともに、両国が共有する軍事情報の保護の在り方も議論していくことで合意した。
陸上世界選手権の代表選考レースの1つ、大阪マラソンで近藤亮太選手が、初マラソンの日本最高記録を更新した。近藤選手はレース終盤に一気に抜け出し、トップに龍。しかし最後は抜かれ2位でフィニッシュ。世界選手権の代表争いに名乗りをあげることとなった。近藤選手は「率直にうれしいなという気持ち」とコメント。
全国の気象情報を伝え、除雪作業中の事故、雪解けによる災害に関して注意を促した。
花粉の飛散などに言及。