大谷選手の手術成功に関するトーク。井口さんは自身の肩の手術の話を聞かれ「私の場合は軽い手術だったが、大谷選手のような大きめの手術だとリハビリが大変だと思う」などと大谷選手の術後に関しての見解を述べた。リハビリに正しい方法は分かっているのかという疑問について川上さんは「アメリカの各球団でリハビリを担当しているトレーナーがいる」と回答。精神的にはどうかという疑問には「ピッチャーが投げれないというのが苦で、それを半年もやらなければいけないというのはあるが、手術は2回目なのでスムーズに行くと思う」と回答した。エルアトラッシュ医師について福島さんは「エルアトラッシュ医師はトミー・ジョン手術の権威であったフランク・ジョーブ博士の弟子で、ジョーブ博士が亡くなった今ではトミー・ジョン手術の一番の権威と言ってもいい」などと話した。大竹まことさんの「大谷を使いすぎではないか」との指摘に井口さんは「本来であれば監督やトレーナーなどが、しっかりとストップかける所はかけなければいけなかったと思う。ただ大谷選手は責任感が強く出たいという思いがある」などとし、出場回数が増えたであろう経緯を説明した。福島さんは2度肘の手術をして復帰した選手はいるのかと問われ「過去に40人ほどもいて、中でもネイサン・イオバルディ投手は大谷選手と同様の剛速球投手で、今シーズン絶好調でオールスターゲームにも選ばれて投げている」と大谷選手と近い選手を例にあげて答えた。来季の大谷については「打者に専念し開幕から万全な状態で行ければ、今季以上の成績は出る。来季は3冠王なども見えてくる」と井口選手はコメントした。スイーパーはまた投げられるのかという話題で川上さんは「肘に負担が来ると思う。スライダーは肘を遠心力で回して投げるイメージで、普段行う縦の動きでなく横の動きで負担はかかるし、曲げようと思って顔から離れれば離れるほど体力と筋力が必要になってくるので難しい」とした。前回盛り上がったこともあり、3年後開催予定のWBCに期待したいが、大谷選手自身は「次の大会も出たい」と言っていたという。