関係者によると、ホンダと日産自動車が傘下に入る持ち株会社を設立して経営統合するための協議を進める方針だという。三菱自動車も将来的に加わることを視野に入れて交渉を進めるという。3社の統合が実現すれば販売台数が800万台を超える世界第3位の自動車グループが誕生することになる。ホンダと日産は今年8月にEV・電気自動車の分野などで提携することを発表していて、三菱自動車もこの提携に参加していた。米国のテスラや中国の自動車メーカーが台頭する中、経営統合によって新車の開発費や部品の調達コストを抑え利益が出る体質を作っていくねらいがあると見られる。