ホンダと日産が経営統合に向けた協議に入った。日産自動車にとって今回の経営統合がプラスに働くとみられた一方、ホンダにとっては経営の重荷になるのではとみられマイナスに。日産は中間決算で主力の米国市場やEV化が進む中国での販売不振などから営業利益、最終利益ともに90%を超える大幅な減益。ホンダは円安による利益の押上げに加えアメリカでハイブリッド車などの販売が好調だったことから営業利益は過去最高に。自動車業界は大きな変化の真っただ中にある。会見では経営陣が経営統合をどう考えてどう変えていこうとしているのかが注目ポイントとなる。