テスラは販売不振が続く中での値下げが響き、純利益が1年前から70%減少した。自動車部門の売上高は2割近く減少。また、これまで「成長軌道に戻る」としていた今年通期の見通しは、「関税の影響で予測困難になった」として撤回し4-6月期の決算発表で更新するとした。ただ、市場で期待されている「低価格モデルを含む次世代EVの生産は予定通り今年上半期に始められる見通し」としている。今回の決算はイーロン・マスクCEOがトランプ政権の要職に就いたことに対する消費者の反発も影響したとみられるが、マスク氏は先程会見で政府の仕事への関わりを来月から大幅に減らす意向を示した。