マキシムグループ・久野誠太郎の解説。テスラの7月~9月期は販売が大きく伸びた。アメリカ政府によるEV販売促進策が9月末に期限切れとなり駆け込み需要が押し上げた。アメリカの7~9月期EV販売(前年比):フォード・モーター3万612台(+30.2%)、GM6万6501台(約2倍)。今後、アメリカではEV販売は減速していくことが見込まれている。補助金がなければEVはガソリン車よりも割高、充電ネットワークも不十分なため需要は伸び悩んでいる。フォード・モーターのジム・ファーリーCEOは「EV販売シェアがいまの10%程度から5%に縮小しても驚かない」とコメント。アメリカのEV市場予測(EY)は2039年までに販売シェア50%達成と従来予想を5年後ろ倒しに修正した。今後のEV業界に好材料となりそうなのは自動走行による配車サービス(ロボタクシー)。ロボタクシーの車両には基本的にEVが使用されているためサービスが拡大すればEVの需要に大きく影響しそう。ロボタクシー事業はウェイモが5都市で運行、テスラがテキサス州オースティンで開始している。
