世界に先駆け日本でアイコスの新製品が発売、フィリップ・モリス・インターナショナルのヤツェック・オルザックCEOがテレビ東京の取材に応じた。IQOS イルマ アイシリーズは3980~9980円の3種類で上位2機種には初めて端末の状態などを表示するスクリーンが搭載、中断時には最大8分間のポーズが可能になった。ヤツェック・オルザックCEOは日本で発売することについて「日本の消費者は非常に要求度が高い。日本市場での要求にこたえていけば世界市場でも成功できる」と語った。IQOSは2014年世界に先駆け日本で発売、日本市場での知見を活かし世界で利用者が2800万人まで拡大し日本はうち850万人が利用している。たばこなどと関係のない事業にも取り組んでいるとし加熱式たばこで得た技術を他事業領域に展開しているといし2021年には呼吸器系の吸入薬開発の製薬企業など3社を買収、2025年までにヘルスケアウェルネス事業の売上目標を10億ドルとしている。たばこについては「10年前と比較すると理解は得られているが懐疑的な声もある。説得のために科学的な検証を重ねてきた」としフィリップ・モリスは今後10年ほどで紙巻たばこ販売から徹底、加熱式たばこのみを展開する方針だという。