山村美智は夫を亡くして4年5カ月だという。夫を亡くした直後にも番組に出演したが、悲しみの海でもがいている感じだったが、だんだんそれが小さくなってポケットに入っている感じなどとその悲しみについて表現。グリーフケアを必要としている人は増えているという。大切な人を亡くした、残された側の葛藤について紹介。「夫と散歩していた道は辛くて通ることができない」というものが紹介され、山村美智は夫を亡くした直後はどこも行かれなかったと明かす。いつもの光景に大切な人がいないということに心が乱れるのは当然で、無理せず自分の気持ちに素直になる逃げてみるのも1つの方法などと赤田氏は語った。大切な人を亡くした葛藤について、残された人がさいなまれる後悔の念があることを紹介。山村美智は夫は長い闘病生活で夫は苦しいから早くいってしまいたいと思っていたかもしれないが、自身が必死になっていたから自身のために苦しい思いをさせてしまった、今でも申し訳なかったと思っているなどと話した。三木氏は今月母親を亡くしたという。東京に来て40年、なかなか家に帰れなかったといい、今年は毎月帰って面会に行こうと思っていた矢先に亡くなったので親孝行できなかったという思いがあるなどと話した。そのような後悔に対して赤田氏は「後悔は大切に思っていた証し。亡くなった人にしてあげらえたことを振り返って少しずつでも自分を許してあげて」と声をかけているという。周囲からの声で傷つけられてしまうこともあるという。60代男性は「92歳で母親が亡くなった。周囲の人には大往生だったねなどと言われるが、そうは思えない」という。山村美智も夫を亡くした後、母親を97歳で亡くし大往生だったねと言われたが、この言葉に引っかかったと明かした。大往生という言葉は外から言うことではないなどと設楽統はコメント。普段は気にならないような言葉でも大切な人を亡くしたときには心がデリケートになっているので悪気なく励ますつもりの言葉でも傷ついてしまうことはあるという。「苦しまなくてよかった」や「大往生」などは遺族だけが言っていい言葉だと思うと赤田氏はコメント。グリーフリテラシーとして遺族だけが使える言葉があることを知ることは大切だと指摘。傷ついたときに、そのような相手から距離を置くことも大切だという。
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