ドジャース王手で迎えたワールドシリーズ第5戦。5点を先制され流れは完全にヤンキースかと思われたが、5回に5得点で試合は振り出しに。しかし6回、ドジャースはランナー1・3塁のピンチを招き、ここで3回にホームランを打っているスタントンが犠牲フライを放ち、6-5と再びヤンキースが勝ち越す。8回、ドジャースの満塁の場面でラックスが犠牲フライを放ち再び6-6の同点に。1・3塁のチャンスで大谷の打席、キャッチャーのグラブに大谷のバットがあたり「打撃妨害」で進塁となり満塁のチャンス。2番・ベッツが犠牲フライを放ち、ついにドジャースが勝ち越す。1点リードの9回、待望の瞬間が訪れる。ドジャースが5点差をひっくり返す大逆転で4年ぶり8度目の世界一に。大谷はメジャー7年目で夢のワールドシリーズ初制覇。メジャーリーグの公式Xでは大谷の愛犬・デコピンが世界一を祝っていた。