- 出演者
- 明石家さんま マツコ・デラックス
これまで「さんまとマツコSP」では桑田真澄・Matt親子と自宅でご対面。さらにJALにも潜入。安住紳一郎アナとは名古屋のテレビ局へ。そして今夜はさんまとマツコが熱海の泉ピン子邸に初訪問。しかしそこに至るまでに波乱の展開が起きていた。
オープニングの撮影を行ったのは「熱海パールスターホテル」。今回の舞台は今年駅開業100周年、いま人気復活に湧く「熱海」。昨年5年ぶりに宿泊者数300万人を突破、観光客数は3年連続で増加中。いま世代を超えて愛される熱海で人気の秘密を探る…はずだったが、飯尾さんから気になる情報が。熱海に住んで15年の泉ピン子さんは実は「さんまとマツコ」の大ファン。「『さんまとマツコ』が熱海に来るなら手料理を振る舞いたい」との申し出があった。しかしメンバーは「ピン子さんに会わないように芸能界で生きてきた」「店の食べ物はリアクションできるけど手料理はリアクションしにくい」などあまり乗り気ではない。そこで飯尾さんは「きょうは”ピン子から逃走中”にしましょう!」と提案。芸能界の大御所・泉ピン子に見つからないように熱海を巡ることに。さんまさんとマツコさんは今人気の「昭和レトロスポット」めぐり。さらに熱海伝統の芸妓さんいサプライズ。グルメな彦摩呂さん・内山さんは熱海の海鮮グルメ人気の秘密に迫る。ぼる塾は話題のスイーツがバズるワケを調査。そんなさんまさんとマツコさんたちを追うハンター・泉ピン子。波乱の熱海ロケスタート。
さんま、マツコ、飯尾は熱海で今昭和レトロで人気のスポットへ。一行が向かったのは伝統芸能が味わえる「熱海芸妓茶屋」。お菓子などを食べながら芸妓の歌や踊りを鑑賞しお座敷遊びも味わえる熱海の伝統文化を気軽に体験できるカフェとなっている。以前稽古場だった場所をリノベーションし2023年にカフェとしてリニューアルし、幅広い層から人気を博している。お店を案内してくれる熱海芸妓置屋連合組合の美保さんは芸妓歴約30年で現在は組合長として熱海の芸妓文化を支えている。ここで熱海の芸妓さんとさんまさんのまさかの過去が発覚。芸妓歴18年の小夏さんは以前、“恋のから騒ぎ”のメンバーのオーディションをうけたことがあるとのことで、さんまさんにあったことがあるとのことでママというニックネームをつけてもらったとのことだった。小夏さんは親子そろって減益の熱海芸妓でお母様は今も現役の芸妓をしている。今芸妓さんは70人ほどおり、毎週土日「湯めまちをどり 華の舞」という熱海芸妓の伝統的な踊りを見ることができる。踊りの稽古をしているという芸妓さんをこっそり見学させてもらう。
熱海の女帝・泉ピン子宅に一足先に吉村さんが到着。普段はNGだがさんまとマツコが来るならと今回は特別に自宅撮影がOKとなった。泉ピン子さんに挨拶をし自宅に入ると、広々したリビングには大ファンの矢沢永吉さんの写真や、現在応援中の大谷翔平さんの写真などが飾られていた。泉ピン子さんが熱海暮らしをする決め手になったというのがロケーションの良さ。テラスからは大島や初島をのぞめる絶景。室内にもこだわりポイントがあるとのことで、キッチンは外国の白黒のタイルに憧れ作ったが施工者が配置を間違えおしゃれにならなかったという。キッチンでは、さんまとマツコのためにかぼちゃなどを煮付け3日かけて準備したとのことで冷凍食品を使ったことはないという。
3人が訪れたのは71年の歴史を誇る「熱海芸妓見番」。明治時代、遊芸師・坂東三代吉が熱海で暮らしながら、宿屋に滞在するお客様に唄や踊りの稽古をしていたことが熱海芸妓文化の始まり。その後、昭和7年に「熱海芸妓組合」を設立。昭和29年には「熱海芸妓見番」が建てられたことで、東海一の芸妓組合と呼ばれるようになった。最盛期には数千人規模いた芸妓も現在は全国で500名ほどと言われている。紗都美さんは芸妓歴40年以上の男役の芸妓。男役は裾の長い女役と違い、裾は短く、唯一かつらを着用したり、立ち振舞で男らしさを表現。熱海の定番観光スポット「貫一お宮の像」の元となった「貫一お宮の舞」を披露してくれた。「貫一お宮の舞」とは尾崎紅葉の小説「金色夜叉」を再現したもの。許嫁同士であった貫一とお宮だったが、親の勧めで資産家と結婚しようとするお宮に貫一が怒り、熱海海岸で蹴り飛ばすシーンが有名で、銅像にもなっている。稽古場には源氏名が書かれた提灯が飾られており、所属する置屋ごとに人気のある名前をキープし、他の置屋で名前を使えないようにする「名留め」という文化がある。
「それSnow Manにやらせて下さい」の番組宣伝。
「わんにゃん観察バラエティ アニマリング」の番組宣伝。
さんまさん・マツコさんが熱海を堪能しているころ、泉ピン子さんはおもてなしの準備中。ここで、吉村さんが3日かけて作った泉さんの愛情カレーを試食。吉村さんは「まじて美味い」などと感激。そんななか、さんまさん・マツコさんを待ち続ける泉さん。
それぞれ熱海を堪能中。ぼる塾は、「お濃茶専門店 熱海さとり本店」へ。創業118年の静岡の老舗で、丸七製茶が特別にブレンドした「さとり」を使用しているスイーツ。大人気のクレープの生地には、ふんだんに抹茶を使用していて、さらに特製抹茶ソースを投入。最後にナッツをふりかける。大きさ約50cmのクレープは、食感が人気の秘密だそう。
海の幸グルメを散策中の彦摩呂さん・内山さんは、ようやく彦摩呂さんの行きつけ「浜焼き 貴美」に到着した。彦摩呂さんイチオシメニューは、「活貝焼きセット」。彦摩呂さんは「蛤の旨味めっちゃ強い」などとコメント。「牡蠣の特製釜飯」もいただくことに。内山さんは「牡蠣の味がわかる」などと話した。
いま人気大復活の熱海でさんまさんとマツコさんが昭和レトロ旅。その頃、泉ピン子宅でついに事態が動く。明治8年、日本初の勲章として制定された「旭日章」は顕著な功績をあげた人に贈られる名誉あるもの。ここで焦り始めた吉村さんが番組スタッフに確認すると、ピン子さんみずからさんまさんとマツコさんを捕まえるべく熱海の街へ出ることに。
さんまさんらが訪れたのは「静岡茶専門店 茶千」。静岡茶を中心に厳選した日本茶を販売するお茶屋。この店に熱海では知らない人はいないという有名人がいるという。出迎えてくれたのは店主・正木延衛さん。実は正木さんは「さんまのからくりTV」の「ご長寿グランプリ」で大活躍。コロナ禍にはさんまさんとリモートで対談したこともあり、「せっかく熱海に来たなら」と飯尾さんがさんまさんを連れてきた。今年83歳とは思えないほど元気な正木さんだが、「81歳で心臓破裂して手術する前に『もう助かりませんがやりますか?』って言われた。それで手術して、血が固まってた。まだ2年も経ってないから元気とは言えないけど。次男が結婚したら死んでもいいと思ってる」などと話した。
ハンター泉ピン子放出。熱海をよく知る泉ピン子がまず向かったのはいきつけの大型スーパー。見つけたのは泉ピン子の本『終活やーめた。元祖バッシングの女王の「ピンチを福に転じる」思考法』。吉村崇は「宣伝かーい」と叫んだ。本題のさんま・マツコ探しへ。
泉ピン子が商店街を目指すなか、さんま・マツコは昭和なレトロホテルへ。老若男女から人気の「ホテルニューアカオ」。1973年の開業依頼、熱海のシンボルとして親しまれてきたリゾートホテル。2023年にリニューアルオープン。昭和レトロがコンセプト。当時の良さをそのままに生まれ変わったことで幅広い支持を集める。フロントから相模灘の絶景が一望できる。「ホテルニューアカオ」のシアターレストラン。創業当時からのホテルのロゴの入ったグッズがSNSでも話題。映えスポットも多数。断崖絶壁に特殊な手法で建設されたオーシャン・ウイング、ホライゾン・ウイング、スパリウムニシキ3つの施設から構成。オーシャン・ウィングではフロントが17階、客室が下に広がる変わった作りになっている。ホテル内には絶景を堪能できる複数の温泉に加えアクティビティも。圧倒的人気のビュッフェを体験。和洋中の料理が90種類。朝のビュッフェも超豪華70種類が楽しめる。飯尾が気になったのがタコさんウインナー。さんま・マツコがビュッフェを楽しむ頃、ハンター泉ピン子は商店街を目指す。
彦摩呂さんと内山さんは、内山さんがオススメの「熱海銀座 おさかな食堂」というお店を訪れた。地魚をメインに使った海鮮丼が味わえる人気店で、「釜揚げシラスどっさり丼ぶり」や「まぐら落とし飯」が内山さんのオススメだそうだ。食レポをしていた彦摩呂さんと内山さんは、泉ピン子さんに確保された。
ホテルニューアカオにあるビュッフェでは、ライブキッチンが人気だ。熱海自慢の新鮮な海鮮にテンションが上がったさんまさんと飯尾さんは、ガッツリと料理を取っていた。ぼる塾が泉ピン子さんにロックオンされているという情報が入った。
ぼる塾は和栗菓子 和栗菓子kiito-生糸-にやってきた。モンブランなのにあまくない。和平栗使用のモンブランを注文。
泉ピン子の自宅。豪邸に驚く一同。サンマとマツコのために作ったカレーなどの料理をいただく。「おいしい」とおいしくいただく。ブレイク前のマツコから泉ピン子は注目していたという。62年芸歴のピン子さん。