先週、米国・トランプ大統領との会談で激しい口論となったウクライナ・ゼレンスキー大統領。会談について「遺憾だった」とした上で、永続的な平和を手に入れるため取り組む用意があると強調。ロイター通信は米国・トランプ大統領が演説で東部支援の権益をめぐって合意に達したと表明することを望んでいると伝えた。ゼレンスキー大統領はロシアが応じるなら停戦を行う用意があるとしている。具体的な停戦の用意があると表明することで関係の修復につなげたい考え。ウクライナ・シュミハリ首相は「米国との協力関係が続くようあらゆることを行う」と強調した。
一方、アメリカがウクライナへの軍事支援を一時停止したことについて欧州各国は懸念を示している。フランス・バイル首相は「私たちの責任は迅速かつ効率的にアメリカの支援を代替できるようにすること」と訴えた。EU・フォンデアライエン委員長は防衛力強化のため125兆円規模の資金投入を目指す“ヨーロッパ再軍備計画”を発表し、約23兆円を融資する新たな枠組みをつくり加盟国による兵器の共同調達などを後押しするなどとしている。
一方、アメリカがウクライナへの軍事支援を一時停止したことについて欧州各国は懸念を示している。フランス・バイル首相は「私たちの責任は迅速かつ効率的にアメリカの支援を代替できるようにすること」と訴えた。EU・フォンデアライエン委員長は防衛力強化のため125兆円規模の資金投入を目指す“ヨーロッパ再軍備計画”を発表し、約23兆円を融資する新たな枠組みをつくり加盟国による兵器の共同調達などを後押しするなどとしている。