鶏肉のコスト上昇に直面していた都内の食肉専門商社。今、力を入れているのは輸入先の多角化。ここ数年で30か所から70か所にまで輸入先の工場を増やした。輸入先を増やすことで地域で紛争や為替の変動が起きたときにその影響が少ない所から調達しようとしている。輸入先を増やすときに課題となるのが肉の“規格”。国内の取引先からは使いやすいように手間をかけてきめ細かく処理した肉を求められる。日本ほどの規格を求めない国も多く、取引を奪われることが相次いでいるという。複数の小規模飲食店が束になって鶏肉を確保しようという取り組みも始まっている。
