ロイター通信は米・トランプ次期大統領の政権移行チームがトランプ氏と北朝鮮・金正恩総書記との直接会談について検討を行っていると伝えた。ロイター通信は26日、関係者の話として「北朝鮮との意思疎通を再び図ることが目的で、具体的な時期の計画などは定められていない」と伝えている。一方で「北朝鮮に関わる問題は中東・ウクライナ情勢の外交問題より優先されない可能性がある他、トランプ氏は最終的な判断を下していない」ともしている。トランプ氏は朝鮮半島の非核化に向けて、2018年にシンガポールで金総書記と史上初の米朝首脳会談を行うなど計3回会談しているが、立場の隔たりは埋まらず進展はみられないままとなっている。次期政権の元で会談実現に向けて具体的な動きが出てくるのかが焦点。